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2010.10.01.Fri

東京怪童3

気が付けば10月です。 どうも、管理人です。
10月といえば管理人の誕生月、無意味に年を重ねていきますよ。


すっかり忘れる。なんて日常茶飯事になり、その事の重大さもすっかり忘れるくらい茶飯ばかり頂いてます。
そうそう、忘れるトコだった、漫画「東京怪童」の3巻が先々月に発売されていて、今日買いました。 忘れてたんです。
1、2巻を読み直して挑んだ3巻。 圧巻。
涙するよ、もうおじさんなんだから。
主人公ハシの漫画その2の憑き物が取れた感じがつまらなく感じて、覚悟できたんだなって思うと「東京怪童」という漫画も締めに入ったなと寂しくなりましたよ。
3巻で終わってしまいましたが、長く続くような漫画でもなさそうだったので納得の最終話でした。 思えばスローペースな漫画だなって思ったわりにはパンチが効いている不思議な漫画でした。 3巻で終わって良かったのかも。
最後らへんが清々しすぎるのは最終話だからと割り切ろう。
でも、とても良い漫画でした。
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2009.12.24.Thu

東京怪童1&2



東京怪童 1 (モーニングKC)東京怪童 1
(2009/06/23)
望月 ミネタロウ








愛読漫画の連載が終了し、しょーもない。という気分だったんです。
そんで、ネットをうろちょろしてると望月峯太郎の新しい連載情報を発見。 そのころ一巻がすでに発売になってて、2巻ももうすぐって時期でした。
前の連載「万祝」はなんか読み進めることができなくて断念。 今回は、なんか期待できそうです。 というか面白いです。
「東京怪童」というタイトルなんですが、作中作のタイトル「Tokyo Kaido」がそのままタイトルになってます。



超簡単に説明すると…
事故に遭った際、車の破片が脳に埋まって、思った事や感じた事をそのまま口にしてしまうハシという主人公と脳に問題を抱えた患者が主だった登場人物。 そんな様々な脳の障害を持つ患者たちが入院している病院が舞台になります。



1巻では登場人物の説明と、それぞれの関係を描いているのが主で、なんとなく漫画自体が動きだすのは後半の後半になってから。
といってもあんまり「続きが早く見たい」という展開にはなりません。
しかし、絵や話の構成が自由で(なんとなくタランティーノの映画みたいな構成だなと思った)結構飽きない。 それに題材が重いくせに乾いた感じが心地良いです。 一巻は買って3回ほど読み返しました。 …暇やなって言うな
そして先日2巻が発売。





東京怪童 2 (モーニングKC)東京怪童 2
(2009/12/22)
望月 ミネタロウ







2巻は作中作の「Tokyo Kaido」がパワフルで読ませます。 浮いちゃってるくらい力があります。
主人公ハシの葛藤や希望が「Tokyo Kaido」として形にされ、奇妙なダンスとともに流れる「サンバ ダ ベンサォン」の歌詞とリンクさせるのは素晴らしい技量だと思います。 感心。
あと、各キャラクターのシーンにより色(雰囲気)が変わってるのはこれまた感心しました。
あと、どうでもいいですが、ハナって登場人物の女の子はどうみてもPerfumeののっちにしか見えない…








早く3巻が読みたい、というより1、2巻をまたじっくり読みたいなって思わせる漫画です。
ふう、やっぱ説明やら感想やら全部書こうとすると、なにがなんやらで無駄に長くなりますね。 反省。
2009.07.04.Sat

The Book of Illusions



幻影の書幻影の書
(2008/10/31)
ポール・オースター

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仕事の休憩時間にせこせこと読み進めていきやっと読了。
今日は読んだ本の読書感想文とは少し離れ、関係なさげな事を書くかもしれません。 でもその中心はこの本。





この3月に専門学校の同窓生に招待され、福井県へ。 友人の実家である福井での結婚式に参加。 何年か振りの再会を果たした僕らは、懐かしい話をしたり。 もうそんな事も少し懐かしく感じます。
新郎である友人の家にお邪魔になった時に、この「幻影の書」を発見。
「ポール・オースターやん。 おもろい?」と聞いた。 当時はまだ読んでる途中だったらしく、今のところ面白いと言っていた。 その友人が言うには学生時代、同じ寮でだらだらと過ごしていた頃に僕がポール・オースターの「幽霊たち」(「ムーンパレス」かもしれない)を読んでいたのを憶えていたらしく、それで「幻影の書」を読もうと思ったらしい。 僕は「幽霊たち」「ムーンパレス」以降は読んでなくて、そんなこんなで再会したオースターの「幻影の書」を読もうと思ったのです。
友人が読もうと思った理由のもう一つに本書が「映画」にまつわる話だからというのもあったようです。
映画・映像をともに学んだ友人と、当時僕が読んでいた本。 その作者が書いた映画にまつわる本が、10年前と今、僕と友人を微かに繋げていたなんて、なんてメルヘンチックで可笑しい事なんでしょう。






基本的に読書感想文とか物凄く苦手で、このオースターのように雄弁に語れれば「おお、面白そうだな」って読んでくれる方もこの本を手にとって、その素晴らしさに「良いものを読んだ」って言ってくれるはずなんです。 まぁ、作品自体は雄弁に語られているって感じじゃないですが。
とにかく、読み終わったので次は昔に買って貰った「リヴァイアサン」を読もうかなと。
2008.12.10.Wed

きりぎりす



ふらりと立ち寄った本屋で太宰治の本が気になって、昔読んで好きだった「きりぎりす」という短編集を買いました。
太宰治の代表作(人間失格とか斜陽とか)はどれも途中で挫折し、まともに読んだのはこの「きりぎりす」くらいです。 代表作は暗いし、破滅とかをかっこええって思えないので苦手です。 まぁ、「きりぎりす」も暗いっちゃ暗いですが。 とても繊細な部分が出てて好きです。
短編の中でも「皮膚と心」というのが好きで、つらつらと皮膚病や醜い自分とか、自分に自信の無い夫の事とかが書かれていて、なんか面倒な感じのお話です。 それでも、細かい心理描写や文章・会話構成がすごい好きで、読むたびに気持ちがすっきりする。 言葉に出来ず漠然と感じてたり思ってたりする事を書いてくれているような、痒い所に手が届くといった気持ち良さがあります。 完敗です。
他の短編もさらりと心を打つ作品から重いものまで。 昔の小説なんで、やっぱり今とは違う世界に違和感を感じるかもしれませんが、そういうのも読んでて面白いんですよね。
2008.08.30.Sat

バタアシ金魚



bataashi








ほらもう、こんな調子ですっかり不定期更新ブログと化しました。 好きな時に書いていきます。
故郷の僕の部屋の本棚にはマンガ本がいくつか並べられていて、よく見ると吉田聡と藤堂裕と望月峯太郎のマンガしか置いてなかったり。
それで故郷での空いた時間に「バタアシ金魚」をちょこっと読んで。 もう何年ぶりだろ。 ホントちょこっと読んだだけだったので三重県に帰ってきてブックオフで安価のバタアシ金魚を古本で全巻買って読みました。 全6巻ぶっ通しで今読み終えた。
では、せっかくなのでホクホクのうちに感想を。






物語の説明はこの漫画に色んな要素が詰まっていて(逆にどこにも属さない感じか)どう説明しても偏った説明文になってしまいそうで省略。 機会があれば読んでくださいという事です。
高校の水泳部に所属のソノコとそのソノコに一目惚れし同じく水泳部に属したカオルがメインキャラクター。 ソノコの気持ちを無視(?)したカオルの片思い(?)が暴走しつつ、そこに水泳が絡んで、とにかくカオス。 しかし、カオルという個性を生かしつつ水泳や恋の話を地味に進めていく作者のバランス感覚は奇跡ですよ。
水泳にも恋にもそっぽを向かれながら鬱憤とした気持ちを引きずり回して余計ごちゃごちゃと事を荒立てながら進み続けるカオルというキャラクターに大馬鹿だなって思ったり、どこかで自分とシンクロしたりと妙な読後感も特徴ですかね。 無茶苦茶に暴れているカオルの行動に周りのキャラクターの反応もちゃんと描かれ抜かりなし。 カオルのキャラクターさえ受け入れる事さえできれば完璧と言って程のマンガだと思います。 マンガの中ではカオルの存在が多少許容されていて、そこら辺に拒否反応がでる人もいるかもしれませんが。 あくまでマンガの中のキャラクターだという事で。
なんか、全巻読み終わって「いいもの読んだなー」ってホクホクしました。 こういうのひさしぶり。

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