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10.Wed |
ブラジルの心 [free] |
何を隠そう、わたくし本日28歳の誕生日でございまして。 特に誰からも祝って貰えないだろう事は前々から分かっていた事です。 なので自分自身で、セルフサービスの精神で自分の誕生日を自分で祝おう。という涙ぐましいお祭りを開催。 ちょうど仕事も休みで、時間はある。
それに給料日が来たので祝える。 自ら祝える。
祝うって言ったって、別にケーキ買ってクラッカー鳴らしてという自虐の境地みたいな事はしません。
今日はとりあえず、平積みにしてある本たちに睨まれケツを蹴られる様に寮を追い出され本棚を購入するためホームセンターへ。 はじめは本棚を材料から作ろうか。なんて考えていたのですが、ホームセンターで「本棚は自分のスキルを考えると作るのは無理だ」という結論に達し、断念。 完成品の本棚買ってきました。
それが午前中の話。 午後はヒゲのトコでスウェットパーカーを購入。 その時に、いつも通りヒゲ夫婦と話していて、ふと古本屋に行きたいと思いヒゲに「近くに古本屋さん無いですか?」と聞いた。
どうやら古本屋さんは隣町の鈴鹿市に行かないと無いらしい。
ヒゲ奥さんが「天気も良いし行ってくれば?」と言うので行く事に。
今日は本当に良く晴れていて、鈴鹿市への約20分程のバイクの運転を気持ち良くできました。 鈴鹿市の古本屋さんを回って激安古本を10冊購入。 100円とか80円のばかりなので1000円くらいしか使ってないです。
映画でも見て帰ろうかと思ったのですが、時間的に微妙で次回に持ち越す事に。
鈴鹿市から帰ってきたのが夕方頃。 ここで、誕生日祝いですよ。
約1ヶ月前の記事「ポルトガル語で罵って」で紹介したお店に行こう。 もう、28歳になったし、僕はもう子供なんかじゃない!と子供のように叫び散らし原付バイクをお店へと走らせた。
僕はペリーだ。 そう、この原付バイク「ラッキー号」は黒船なんだ。
ホントに、店構えは雰囲気的に日本人が入りにくい感じがプンプン。 中にはブラジル人がわんさか居て、刀を振り回しているに違いない。
こんなにドキドキしたの久し振りです。
でも、僕も28歳。 入りましたよ。
中でブラジル人か日本人か分からないおばさんが待ち構えていた。 とりあえず、ポルトガル語でなにやら言われ、ポカーンとしていると、おばさんの方もポカーンとなり膠着状態。
僕が「ご飯食べれますか?」と食べるジェスチャー付きで言ってみた。
すると「どうぞ」と日本語で返ってきた。 心底安堵し、席へ。 6時くらいで客は僕の他には居ないようです。
席で待っていると缶のガラナを出され「豆、食べる?」と慣れない日本語で聞かれたので「食べます!」と元気良く返答。 メニューは無いのかな?
待っているとご飯とお肉とサラダが一緒に乗った皿と別に豆を煮込んだ物が出てきた。 どうやって食べるんだ?と思っていたトコにおばさんが「豆をご飯にかけて食べる」と教えてくれた。
少しパサパサしたご飯に豆煮込みをかけ食べた。 いやー、美味しい。
肉も良い感じに味付けされていて美味い。
店内のテレビではブラジルの歌手のライブDVDが流れていて、それを見ながら食べた。 食べている間にブラジルの方らしき人が何人か来て若干身の危険を案じた。
会計の為にブラジル人がたむろするレジに行きおばさんに話しかけた。 たむろしてたブラジルの方がサッと散らばりちょっとしたモーゼの十戒みたいになった。 警戒された。
おばさんは「どうだった?」と聞くので「美味しかった」と答え、そこからおばさんと話をした。 僕の事を「トモダチ」と呼んだ。 知り合った人を「トモダチ」と呼ぶ日本語の覚え方はとても素敵だと思った。
おばさんの話によると、1ヶ月くらい前に開店してまだメニュー等が無いそうだ。
僕は「さっきの料理の名前を教えて下さい」と言うと紙に書いて教えてくれた。
帰り際、おばさんがお店の名前をメモに書いてくれた「coracao brasileiro」と言うんだそうだ。
その名前は「ブラジルの心」という意味らしい。
結局、想像していた様な鎖国VSペリーという事には全然ならず、結構、いやかなり良い感じで食事ができた。 それにおばさんともトモダチになったし。 日本語でのおばさんとのやり取りでしたが、その中にブラジルの心を垣間見れた様な気がしました。
そして良い誕生日にしてくれました。
誕生日なんで調子にのってたくさん書いてしまいました。 長い文章にお付き合い下さり有難うございます。

誕生日おめでとう。