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2006.10.25.Wed

アメリカ、家族のいる風景



アメリカ、家族のいる風景 アメリカ、家族のいる風景
サム・シェパード (2006/08/25)
レントラックジャパン
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で、昨日ブログを書いてからDVDをレンタルしに行きました。
目当てのDVDが無いといつまでも「何にしよー」と迷うA型のステレオタイプのような僕です。 昨日も覚悟しましたが、意外に早く選ぶ事ができました。
レンタルしたのは巨匠ヴィム・ヴェンダースとサム・シェパードが20年振りにコンビを組んだ「アメリカ、家族のいる風景」です。
といっても、ヴェンダースの映画は「パリ・テキサス」しかみていなんですが…
「パリ・テキサス」でも日常を無駄も含め切り取って登場人物の心情や葛藤を浮き彫りにするような映画だったのですが「アメリカ、家族のいる風景」では少し明るい感じになってます。 ロードムービーってトコは変わりませんが。
そんな「アメリカ、家族のいる風景」の感想を書いていこうと思います。














※ここからは映画「アメリカ、家族のいる風景」の内容に触れる記事が書かれてます。 まだ観てなくて、これから観るって人。 または、観る予定のある人はご注意ください。













人生もなかばを過ぎた一人の男が、初めて“家族”と向き合おうとする姿を美しいアメリカの原風景の中に綴る。
 かつては西部劇のスターとして鳴らしたものの、いまやすっかり落ちぶれてしまった俳優ハワード・スペンス。突然すべてに嫌気がさした彼は、撮影現場から逃亡、カウボーイの衣装のまま荒野の中に馬を走らせていた。やがて彼は、家を飛び出して以来30年近く帰っていなかった母親のもとへと向かった。突然の帰郷にも息子を温かく迎える母。そして彼女はハワードに思いがけない事実を告げる。20数年前、若い女性からハワードの子供を身ごもったとの連絡があったというのだ。まだ見ぬ子供の存在を知ったハワードは、かつて関係を持ったウェイトレス、ドリーンのもとを訪ねるのだったが…。












「パリ・テキサス」は10代の頃に見たので、とにかく眠たくなった。 若い人向けじゃなかったですね。 20歳を過ぎてから見ると「深いなぁ」と感動しました。
今回もそんな「パリ・テキサス」のような少しダルイ日常的な「間」が良い感じに映画に輝きをもたします。
テンポはゆっくり、じっくり。
この映画に出てくる男どもは弱っちぃです。 逆に女の人はタフというか強いです。 女の人が男を支えるというのはどこへ行っても変わらないのですね。
そんでもって映像は素晴らしいです。 青とか黄色が美しく、空や砂(岩)がすごく良い感じです。 キャストは老いぼれても渋い演技のサム・シェパード。 とても暖かな雰囲気と強さを持ったドリーンを演じたジェシカ・ラング。 歌が最高だったガブリエル・マン。 可愛すぎるサラ・ポーリー… それぞれが個性を出しすぎず滲み出るような演技を披露してくれます。
この映画のテーマは「失くしたものを探す」とロードムービーでは定番のテーマだと思うのですが、単にそれだけでもなく、 家族の事や自分の後悔などが入り混じっています。
最後、結局ハワードは俳優業に戻り、家族と離ればなれのままで状況は何も変わらずに映画は終わります。 状況は変わらなかったけどハワードの中では確実に何かが変わったように思います。









久しぶりに良い映画を見たって気持ちになりました。

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