15
04.Sun
 旅人の轍3 [travel]


さらに続きます。










僕と友達を乗せたバイクはさらに南へ。
途中砂浜の海岸に寄って休憩。 携帯のカメラで一周の様子をパチパチと撮っていたのですが、テーマというか写真を撮られる時のポーズを決めました。 「足を上げる」です。 足を上げるというか、写真を撮られる場所にあるオブジェクトに足を乗せ、カッコをつけたポーズです。 時にはガードレールに、時にはベンチに、さらに松の木やポールなどに足を乗せ写真を撮った。
僕の携帯には色んな場所で足を上げたポーズの友達がたくさん収められている。


海岸にセローさん
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さらに海岸線を進んで着いた町で友達に無理を言って止まってもらう事にした。 その町には僕の高校時代のサッカー部の仲間のお墓がある。 ここ何年かそいつの墓参りに行って無かったので友達と墓に行った。 そいつはゴールキーパーをやっていたんだけど、自分のチームのゴールは守れても、自分の命は守れなかったようだ。 そいつの墓に行き、タバコを供えた。
島の最南端を超え、西へ向かう。 山道に入りバイクはクネクネの道を進む。
山道を入って10分くらい走ると四国と僕の島を繋ぐ橋が見えた。 やっぱりそこでも足を上げてお互いを携帯カメラで撮影。
だんだん足を上げる姿が様になってきていた。
天気が良く続く橋の先に付いている四国が白いモヤがかかっていたけど、ちゃんと見えた。
橋を後にして島の西側を北上する。
10km程ノンストップで走って、また海岸にバイクを止める。
その海岸は自転車の旅での一日目に宿泊(野宿)した場所です。



宿泊した海岸とセローさん
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暗くなり出した空
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やはり、そこでも足を上げて写真を撮る。 大きな松の木に上ったりして遊んだ。
一通り遊んでベンチで休憩。 「あんな、掃除しとったら押入れから箱出てきて、その中にカメラ入っとってん。 多分、自転車で旅したときのモンや」と友達が言い出すので「現像しよう」とワクワクしながら僕は言ったんですが、「結構前に箱出てきたんやけど、今は見つからんねん」
その箱は高校時代の物が入った箱で、カメラは高確率で旅の写真だろう。との事。
「なんかな、旅終わってからも現像できんくてな。 そのまま置いとってん」友達がなぜ現像できなかった(しなかった)のかは聞かなかった。 聞かなくてもその感じ(気持ち)が分かったから。
「今日は暗くなったし、この続きは今度にするか」と友達が言うので旅は一旦休止。 「次はここからスタートしよう」そう約束をしてバイクを二人乗りして家路へ。









この続きが本当にあるかどうかは分からない。 予定が合えば旅の続きをしたいと思う。 お互い「ええ加減」なトコがあるからなぁ。
もし、旅の続きがあれば、またブログに書きますね。
14
04.Sat
 旅人の轍2 [travel]


では、昨日の続きです。









高校3年の夏休みに友達と僕の住む島を自転車で一周した。 2泊3日かけて。
なんで自転車で島を一周しようかと言い出したのか忘れてしまったし、言い出しっぺが僕なのか友達なのかって事も忘れてしまった。
そんな思い出の轍を追いかけるように僕と友達はバイクで島一周の旅に再チャレンジした。








「モンキーセンター」の施設は山の上にあり、途中の山道に普通にサルが座っていた。
施設といってもテーマパークみたいな造りになっていて、そこそこ広い。 そこにサルが自由な時間を過ごしていた。
木の小屋があって、中でサルにエサをあげれるらしいのでチャレンジ。
小屋の中に入りエサを買い小屋から外のサルにエサをあげる。
…普通逆だよな? とか思ってたら管理している人が「外でエサをあげると、エサ以外の物まで取るクセがつくから中からエサをあげる」そうだ。
なんだかエサ与えてるのか貰っているのか良く分からない複雑な状況でサルにエサをやる。
というか、すでに金網の隙間から腕を精一杯出して「エサ待ち」しているサルが金網に張り付いていた。


エサ待ち
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2列目
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すいません、小屋の中から撮ったのでサルが暗く見づらいですね。
子ザルにエサをやると親ザルがそれを奪って食べるので、友達と試行錯誤しながら子ザルにエサを与えるよう努力した。
上手く子ザルにエサをあげると子ザルはエサを持って逃亡。 よくやった!
そんな事しながら買ったエサを全部サル達にあげた。
広い施設内をダラダラ歩きながらサルを見物した。 僕はサルの怒った時の真似をしながら(キーッと歯をむき出しにする)、友達はそんな僕を見て苦笑しながら順路を歩き施設を後にした。
施設には奇形のサルが何匹かいて、施設内の石碑には奇形のサルを生み出したのは人間の愚行のせいだ。みたいな事が書いてあった。
バイクの「セローさん」に乗り、僕と友達は「モンキーセンター」から更に南へ走った。
今度は僕の運転。 普段バイクに乗ってない僕は「安全運転で行きます」とドライバーの見本の様な安全速度で運転した。 友達は後部シートで携帯電話のカメラで走行中の僕や景色などを危険を承知で撮っていた。 こいつも昔から変わらないなぁ。









まだ続きがあるので明日にでもまた書きますね。
13
04.Fri
 旅人の轍1 [travel]


今日は理容師の友達が休みという事で、その友達と僕の住む島をバイクで一周しよう。なんて冗談交じりの約束のもと、午後を過ぎた時間に友達と合流。
友達の父親のバイク「セローさん」でとりあえず島を一周する事に。 僕は今バイクを所有していないので、その「セローさん」に二人乗りで行く事に。
この友達と以前(十年近く昔)高校生だった2人は自転車で島を2泊3日かけて一周した。 そんな事もあり、約十年ぶりの島一周にチャレンジ。
午後過ぎスタートだったので、いくらバイクでも一周は無理だと分かっていたがお互い特にその事は気にせずスタートを切る。 とりあえず時間の事は考えず走り出した。 まだまだお互い若いじゃないか。
僕等の住む町から南へ。 約年間前に自転車で旅した僕等の轍をなぞるように。
ネクネの山道を越えて海岸線へ。 まずは友達が運転して僕は後部シートへ。
海岸線に出ると開けた海。 ギラギラした太陽が海面に反射して眩しかった。 「キレーなー」と叫びながら(バイクの上では叫ばないと目の前の友達に聞こえない)海岸線をバイクで走った。



海岸線にて友達とバイク
biketabi



セローさん
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海岸線沿いに「モンキーセンター」という野生の猿を飼っている施設がある。 3、40分走ったので、そこで一旦休憩。
「モンキーセンター」にある休憩所みたいなトコでタバコを吸い休んでいると売店先にガチャガチャが置いてあり、アクセサリーが当たるガチャガチャがあった。 なぜか、ガチャガチャの表紙の指輪を見て「これ当てたろう」って思って、100円を費やしガチャガチャをする。 丸いブラスティックのケースが出てきて、中を見るとブレスレットだった。 「指輪は?」と面食らった僕を見て友達も「やってみよか」とチャレンジ。 彼の方はネックレスだった。
どちらも安物バレバレの代物だったが「あげるから付けてーや」と言うので渋々装着。 …ダサい。
いや、僕の趣味じゃなかったんです。



こんな感じのアクセサリー
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「絶対外したらアカンで。 せめて今日くらいは付けといてな」と言うので渋々外さず装着したままでいた。






友達が「ここの施設入った事無いわ」と言う。 僕は昔(いつかは忘れた)言った事があったのだが(昔に友達と自転車で行った島一蹴の旅では「モンキーセンター」の施設には入らなかった)、せっかくだから見ていこう。って事になり、入場券を購入して山の上にある猿の楽園へと歩みを進めた。











長くなりそうなので、続きは明日の「旅人の轍2」に書きますね。
30
11.Thu
 SR400と愚か者の旅 12 [travel]


この北海道での旅を日記を頼りに思い出しながら書いて思ったことは、純粋に楽しそうだなって、幸せそうだなって思いますね。 自分自身学生最後の年だったのでもう旅できるのも後わずかだと気付いていたのでしょう。 精一杯旅をしたように思います。










7/31 PM4:00

フェリーにのって8時間くらい過ぎた。
少し旅を振り返る。
色々あった。 去年はしんどかったが、今年は大変でした。
フェリーの中も飽きてしまい退屈。
早く着いてくれと思う。
今の正直な気持ちです。
この旅では少し正直なってみた。 今までではこうしよう、こうありたいと希望を書いてきたが、正直に書く。
僕は良い事ばかり考えられるほど「できた人間」ではありません。正直に。










7/31 PM10:15

今日はもう終ります。
色々無事で良かった。
フェリーに無事乗れてよかった。
後は帰るだけ。 8月が始まる、夏は始まったばかり。
色々なことがしたい、色々な事ができる。
楽しみだ。
終わりというものがあっても、始まる何かを探し続けたい。
今日もそろそろ終わりです。










8/1 PM8:20

もう、明石フェリーだ。
気持ちはもう次の楽しみへと向いています。
夏休みだからね、がんばって楽しみますよ。
大好きな夏ですから。
夏はまだ始まったばかり。











えーとすいません。 なんか中途半端ですが日記はここで終了です。
旅は無事終わりました。 短い時間だったけど、とても充実した旅でした。 たくさんの事を感じたくさんの人と触れ合えました。
旅で撮った写真を現像に出したのですが、カメラが故障していて何も写っていませんでした。 写真にできなかった風景は僕だけしか知らない風景になってしまい、なんか北海道を独り占めしてるみたいで得した気分になりますが、いつでもあの風景は思い出せます。
最後に、日記に「あとがき」のようなのが書いてあるのでそれを掲載して終わりにします。











旅が終わった。
いろんな事があった。
言葉ではうまく言い表せないものが、そこにはちゃんとあった。
夏と北海道があれば、またそこに行けるはず。
ありがとう、と僕は僕自身に、出会った全ての人に、すべての景色に感謝。
これからもすべてのものがキラキラ輝いて見れる事を信じている。
北海道、ありがとう。
夏、ありがとう。
そしてSR、おつかれさん。
13
11.Mon
 SR400と愚か者の旅 11 [travel]


北海道で2人の友達ができた。 今思っても奇跡的な出会いだったと思います。 いや、他のどんな出会いも奇跡的ですが…
こう書くと恋人と離ればなれになってしまったみたいで気持ち悪いですが、旅ではなく普通の生活で会っていたら親友になれていたに違いない。 そんな2人の友人と離れた僕はダメダメになります。 日記には後ろ向きな事が続いていて恥ずかしいので省略します。
そんでもって旅を終わらせる決意をします。
…どんだけ友達に依存してたんだ。 情けないですね。










7/28 PM6:30

なにか空回り、空元気。
2人の事を考えてしまう。
僕は弱い。
僕たちは騒がなくても十分に楽しかった。
本当に今思うと夢のようだった。
素晴らしすぎる夢だった。










7/29 PM12:50

やっと起きた。
今日はへそ祭りに参加し馬鹿になる。
何もかも忘れる。
馬鹿になってやる。
少し落ち着いてはきている。
こうやっていくつもの別れを忘れていくのだろう。
へそだ! へそ。
とりあえず今日はへそ。










7/29 PM2:35

あさって帰る事に決めた。
この状態で旅を続けてもしかたないと思うから。
ここでやめると後悔すると思うが旅を続けるのが苦痛になりそうだから。
僕はヘタレだ。どうしようもない。
弱い、くそったれだ。
僕は強くなんてなれない。なりたくない。
本当に弱い人間だ。
しかたない、強くなる気も無いのだから。
僕は本当にダメだ。










7/30 PM5:05

いきなり小樽。
富良野とはお別れして小樽まで来た。
何も考えたくない。










7/31 PM7:20

本当にもうお別れだ。
みんなと、北海道と。
失くしてもいいものなんて僕には無いのだ。
今、大切なものを本当に大切だと思えることができて、愚かながら良かったと思う。











とまぁ、グチグチと泣き言を並べてしまったのですが、一人での旅で友達ができて、また一人になって寂しかったんでしょうね。 しかも帰る決意までしてやんの。
この旅ももう終わりに近づいています。
というか次回で最終回です。
お楽しみに。

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